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日記・コラム・つぶやき

2016年2月 7日 (日)

西加奈子『ふくわらい』完走じゃなくて感想

 西加奈子さんの『ふくわらい』を読んだ。「さんまのまんま」にゲスト出演しているのを見Photo
て、テヘラン生まれの大阪人というユニークな生い立ちに興味をひかれたからだ。

 想像以上に面白かった。福笑いにまつわる主人公の生い立ちを語る冒頭からから物語にひきこまれた。読書にも体力がいるのか、最近は面白い本でも読了するのに時間がかかるようになってきていたのだが、今回は一気に読み終えた。

 明石家さんまが、作者に笑いがわかっていると言っていたが、まさにそのとおり。読書中何度わらったことか。特に会話の部分はへたな漫才より面白かった。

 この小説の主題をまとめることなど私にはできないが、私なりに思ったのは・・・主人公が他者とつながってゆく、世界と親和していく物語ではないかということ。誰でも、周囲(親のようなごく近しい存在も含む)との違和感を感じることは多かれ少なかれあるはずだ。そしていろいろなかたちでつながりながら、アイデンティティを確立してゆくのだろう。…そんな物語に思えた。まとはずれかもしれないが、サリンジャーの小説をなんとなく思い出した。

 福笑いのことを考えたのも子どもの時以来で懐かしかった。あえて言えば、主人公のパーソナリティや会話はとても面白いのだが、なんかどこかで見たような・・・ありきたりといえばありきたり。もちろん、とっても面白いありきたりである。極論すればすべての文学は模倣から逃れられないのだろうから、それでこの小説を非難するのは不当だろう。

 とにかく西加奈子さんの他の作品も読んでみようと思ったことには間違いない。 

2015年12月17日 (木)

『水曜の朝、午前三時』に起きていたことがあるか?

 蓮見圭一さんの『水曜の朝、午前三時』を読んだ。「こんな恋愛小説を待ち焦がれたいた。わたしは、飛行機の中で涙がとまらくなった・・・・・・」という児玉清さんの帯の文句に惹かれて、ブックオフで100円で購入。

 涙までは出なかったが、けっこう引き込まれて楽しく読んだ。背景に万博が出てきたのも懐かしかった。人生に「たられば」はつきものだろうが、これほどひきずって普通に生きていけるのだろうかと思った。いや、世の中にはいろいろな人生があるのだろう。

 一つ疑問に思ったのは、本人の語りの中の「直美」と、娘婿の「僕」が語る「直美」の印象が随分違ったことくらいか・・・・・・。前半から中盤までは、語りにぐいぐいとひきこまれ、短時間で読了した。

 題名は、サイモン&ガーファンクルの曲名によるらしい。ふと思ったのだが、徹夜が出来ないAB型の私は、これまでの人生で水曜の午前三時に起きていたことがあるかというと・・・多分ないという結論に達した。まあ、どうでもいいことだが。

2014年2月11日 (火)

ウィルスは突然に

 それは、熊本城マラソンが1週間と迫った一昨日の日曜日のこと。夕食後、お腹が張って食べ過ぎたかなあと思っていたら、1時間ほどすると胃のあたりを中心に痛くなってきた。やがて、吐いて、胃薬を飲んでも治らない。眠れそうもない痛みだったので、近くの病院の緊急外来へ。急性胃炎の見立てで、痛みどめの注射と、痛みどめの薬。翌日の月曜日になると下痢が出てきて、再び病院へ行くと、結局ノロウィルスに感染しているということになった。腹の痛みはだんだん薄らいでいったが、頭も重くて起きているのがつらく、今日の午前中まではひたすら寝続けた。

 初めての『ノロ体験?』だったが、まあこのくらいですんで良かった。一時は16日のレースはダメかと思ったが、今日の午後になって回復してきたのでなんとかなりそうである。ノロウィルスに特効薬はないそうで、いろんな症状を鎮める薬と、あとは安静しかないようだ。まったく食欲も無く寝続けたが、レース用に買っていた『OS-1』が役に立った。脱水症状にならないように本能的に飲んだのだろうが、マラソンの経験が意外なところで役に立った。

 予防には気をつけているつもりだったが・・・レースを控えたランナーのみなさん、気をつけましょう。それと、ウィルスには勝てないので、嘔吐・下痢があったら、すぐに病院へ行った方がいいと思う。

2013年6月24日 (月)

『色彩を持たない・・・』感想

 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』をようやく読み終えた。買って安心してしまい、しばらくほっといたが、いざ読み始めると一気に読みとおした。

 冒頭の数十ページと、中盤から後半にかけて次々に友人を訪ねていく件は、夢中になって読んだ。しかし、ラストの1章は、あまりに主人公が取り乱しすぎだし、「悪魔」が出てくるのはちょっとついていけない。まあ、こちらの読解力、想像力が不足なんだろうが、どうも退屈だったり、違和感を覚えたりした。

 主題は、世界との違和感と、その克服、繋がりの回復・・・みたいなもんなんだろう。それを、突然親友たちから絶縁されたその理由は・・・というミステリーチックな筋立てで描いた意欲作といったところ。周囲や現実との違和感は誰だって多かれ少なかれ抱いているもの。だから誰でも主人公に感情移入はしやすい。内省的な人は特に安心して浸れるんだろうな。普通はメソメソしてるとからかわれそうな悩みを、びっくりするくらい村上春樹が高尚にしたてあげてくれているのだから。

 でも、同じストーリーで直木賞作家の誰かに書かせ方が、飛びきり面白いエンターテイメントが生まれたかもしれない。 

 ところで、疑問が二つ。

 ①なぜ名古屋出身の登場人物たちが名古屋弁でないのか?まあ、村上作品の登場人物が「みゃあ、みゃあ」言っても絵にならないか・・・。

 ②村上春樹の文体は、モノローグとしてはとても良いと思うが、会話の部分(特に男女の会話)はどうも嘘っぽくていけない。方言を話す者としては、かっこよすぎて、こげんふうにしゃべる男女って本当におると?って思ってしまう。うーん、東京の人には違和感ないのですかね? 

 まあ、面白かった部分もあり、期待外れの部分もあり、私的には60~70点といったところでした。

 

 

 

 

2013年4月20日 (土)

ハルキストもどき

Dscn1958 話題の村上春樹の新刊を昨日購入。発売日に何軒か本屋をまわっても売り切れで、しばらく手に入らないかと思っていたら・・・1週間目にして買えて、ちょっと拍子抜け。

 熱心なハルキストとは言えないが、若いころはけっこうハマっていた。その後、どんどん大物作家になっていったので、天の邪鬼な私は、だんだん追いかけなくなった。でも、『1Q94』は、久しぶりにつ買ってしまった。で、今回も、作者はともかく、マスコミに踊らされてるなあと思いつつ、買ってしまった。まあ、いいか。

 で、かんじんの『色彩を・・・』であるが、買って安心したのか、まだ読んでない!(笑)やはり、私は「ハルキストもどき」らしい。コアなファンなら、徹夜で読むはず。しかし、旅行と一緒で、一番ときめくのは、本を手に入れて、読み始める時かもしれない。(『更級日記』の作者が『源氏物語』を入手したときのくだりが思いだされる!)1週間待たされた分、もったいぶって読んで楽しむことにしよう。

2012年11月 3日 (土)

希望の光・・・真珠の首飾りの女

昨日は、九州国立博物館で、フェルメール「真珠の首飾りの女」inベルリン国立美術館展(長い!)を見てきた。平日なのにけっこう混んでいた。これ以上多くなると嫌だなあ・・・という限界くらいの人出。ゆっくり鑑賞というわけにはいかなかったが、まあ見ることは見れた。休日はどんな状態なんだろう?これから行く方は、やはりできれば平日をお勧めします。

Vermeer191で、「真珠・・・」だが、肝心の人物よりも光が入ってくる窓や、光で反射して白くなっている壁が・・・印象的だったなあ。複製とかで見るより、窓そばの壁が白くて輝いていた。まあ、窓から入ってくる光が希望となることも人生にはあるわけで・・・見ながら、けっこういろんなことを思い出した。心行くまでゆっくり鑑賞というわけにはいかなかったが、まあよかった。

2012年8月28日 (火)

道北でのベストショット

 今回のDscn1758道北への旅行で撮った写真のベストショット。風力発電機が林立しているのは宗谷丘陵で、フェリーは利尻航路の船。手前は、北防波堤ドーム。宿泊した稚内全日空ホテルの客室からの一枚。何気なく撮ったのだけれども、お気に入りの一枚。稚内はこじんまりとした市街と雄大な広がりと、最果ての雰囲気が微妙に融合した、不思議にチャーミングな町だった。私の故郷の長崎にどこか似たところもあり・・・。

 
 いまだにレースのことがあれこれと頭に浮かぶ。これが完走していない哀しさかもしれない。まあ、レースの悔しさはレースで晴らすしかない。きりかえて頑張ろう。

2011年12月 5日 (月)

さようならソクラテス

本日の走行距離・・・10キロ  今月・・・40キロ  今年・・・1386キロ

いよいよ青島まで1週間を切りました。今のところ、怪我もなく快調。明日は休み、水曜日にもう1回走って、本番に備える予定です。11月が仕事多忙で、思ったほど走れなかったのが残念ですが、まあ最低限の距離は確保できたので、後はベストコンディションで臨めるように調整するだけです。

話題は変わりますが、元セレソンのソクラテスが亡くなったそうで、ビックリです。1980年代、ジーコ、ファルカン、トニーニョ・セレーゾと共に黄金の中盤を形成し、一時代を築いた偉大なプレイヤー。医者でもあったし、さぞかしインテリで端正な人生を送っているのだろうと思っていたら、飲酒が原因で内臓をやられたみたいで、わからないものですね。個人的には、同時代のフランスのファンで、プラティニ、ジレス、ティガナ、ジャンジニの四銃士の華麗なプレーにワクワクしつつ(同時に、勝負弱いので、ハラハラもしつつ)W杯の中継に見入っていたのを思い出します。ソクラテス自体のプレーは、スピードやパワー、テクニックなど強烈な印象は残っていないのですが、長い手足の優雅な雰囲気だった気がします。プレーそのものより、その哲学者(名前も!)のような風貌が一番印象に残る選手でした。合掌。

2011年7月12日 (火)

カメレオン

本日の走行距離・・・10キロ  今月・・・56キロ  今年・・・642キロ

遠くの空で雷がひびいていた黄昏でしたが、なんとか走れました。今のところ、今月も200キロは無理っぽいペースになっています。

スカパーで見ていた『マイボス マイヒロイン』が本日最終回。他愛もない話でしたが、なかなか楽しめました。サングン役のパク・イェジンが『善徳女王』のチョンミョンだったと初めて気づき、びっくり!やはり、女優さんはカメレオンですね。先週は、『プレジデント』『ホワイトクリスマス』と終わり、新しいドラマに切り替わりの時期のようです。新しく始まった中では、『キム・マンドク』がなかなか面白いと思います。

2011年6月18日 (土)

死ぬ必要性が?『銭の戦争』

昨日も今日も雨で走れず。月間200キロが危うくなってきました!

昨日、スカパーで見ていた『銭の戦争』が終了。恐れていた通り、主人公が死んでしまいました。韓国ドラマでは非常に多いパターンですね。今回の場合、必要性がどれくらいあったのでしょう。それとも、なんか、国民性とかあるのかなあ?そんなこんなで、最後は?でしたが、まあ楽しめたドラマでした。ヒロイン役のパク・ジニが本当にその辺にいそうな感じなのが非常に良かった。来週からボーナス編があるとのことなので、楽しみです。

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